とても乱暴に説明しますが、
小規模の企業で、「弥生会計」を導入するには、
最低限
現金出納帳
預金通帳
売上の管理できるもの
仕入の管理できるもの
があれば、最低限開始することができます。
簿記の能力はあまり必要ないかもしれません。
もちろん簿記で必要な仕訳を起こす必要もありません。
企業であれば、「現金出納帳」は必要最低限完備されていなければなりません。
現金の動きは、「現金出納帳」で把握できます。
これは、弥生会計の「現金出納帳」から入力します。  
入力時には、現金がどのように入出金したかの原因から
相手科目の勘定科目を選ぶことになります。
現金出納帳をもとにして、入力することにより、
弥生会計の現金残高と合わせやすくなります。
預金は、銀行にいって「記帳」すれば正しい残高が表示されますし、
その出入りもきちんと管理されています。
これは、弥生会計の「預金出納帳」から入力します。  
入力時には、預金がどのように出入りしたかの原因から
相手科目の勘定科目を選ぶことになります。
この時、銀行別に補助科目を作成して、
銀行別に入力すると便利です。
預金通帳の残高と弥生会計の残高を合わせることが
簡単にできるからです。
現金・預金に関係しない商売上の取引は、
掛売上
掛仕入
の掛取引です。
これらは、
掛売上 お客さんに対する請求書
掛仕入 仕入先からの請求書
をもとに、売掛帳・買掛帳で入力することで、管理することができます。
以上で、取引の90%以上を、弥生会計に入力することができるはずです。
残りは、決算時期の「決算修正事項」となりますが、
弥生会計を導入して運用することにより、
だんだんと「決算修正事項」にはどのようなものが必要かが
理解されてきますので、大丈夫だと思います。
とても乱暴に説明でした。
 
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